漢方アメリカ Online

記憶力の減退、ど忘れ、物忘れ、記憶障害、受験勉強、去痰に使います。
粉剤で、１００グラム入りです。（約１ヶ月服用分の量となります。）

遠志は下記のような症状を緩和、治療いたします。

１．言いたい言葉がすぐに出てこない。

２．物や人の名前が、頭に鮮明に浮かんでいるのに、口を突いて出てこない。

３．むかしは覚えられたものが、今は全然覚えられない。

４．大事なものなのに、どこにしまったのか思い出せない。

５．理由もなく不安になる。

６．不安を感じてよく眠れない。

７．受験勉強の為に、記憶力を増強したい。

８. 去痰剤として、気管支炎にも使えます。



漢方薬辞典には、遠志は　「遠志氣温 能驅驚悸 安神鎮心 令人多記」と記されています。「遠志の質は温かく、驚きや不安を駆逐し、心身を落ち着けて、人をして記憶力を増す」という意味です。気軽に飲める漢方薬の一つです。去痰剤として気管支炎にも使います。
ヒメハギ科のイトヒメハギの根を乾燥したものです。


注意事項：
医師に「認知症」「アルツハイマー型認知症」などと診断を受けている場合は、遠志の適用ではありません。
この場合は、完治させるという意味ではありませんが、抑肝散加陳皮半夏（よっかんさんかちんぴはんげ）が適用となります。


飲み方：
専用スプーン１〜２杯を適量のお湯に混ぜて服用。一日２－３回。
カプセルにつめて服用の場合は一回２〜３カプセルで一日２－３回。
（専用スプーンは毎回同梱されております。）
（漢方薬は化学薬品ではありませんので、厳密に服用時間を決めなくても、その一日の中で決められた回数が飲めていれば結構です。）


処方内容：
遠志はこの一種類のみです。
多くの漢方薬は「方剤」と言って、何種類かの漢方薬を材料として混ぜ合わせて作られています。
遠志はこの一種類のみで服用いたします。

（写真は本品ではありません。漢方薬はどれも粉か粒で、写真では同じように見えるので、私の診療所に飾ってある物の写真を代りに載せておきました。）